2022〜2023年度 RIテーマ IMAGINE ROTARY 「イマジン ロータリー」です ジェニファー・ジョーンズRI会長はオノ・ヨーコとジョン・レノンの古典的名曲のタイトルをテーマにしました。ガバナーエレクト研修の講演会で「イマジン」の歌詞の中で唯一繰り返し使われているフレーズ「君は僕を夢想家だというかもしれない でも僕は一人ではないさ」に言及したそうです。同じ講演会の冒頭でロータリーマジックとしか言いようのないアフガニスタンから平和活動家を救出させた体験を語り、「ロータリーの力を発揮する唯一の限界は想像力の欠如だ」と述べたそうです。 佐貫直通ガバナーは「ロータリーを理解し想像し多くを達成しよう」というテーマを掲げました。佐貫ガバナーの活動で印象に残った出来事があります。太城敏之ガバナー年度に『ロータリーの友』へ、メークアップのすすめという投稿していただいたことです。所属する陽東クラブ会員の意識向上のために東京クラブへ全会員でメークアップに出かけるという記事でした。ロータリアンの例会出席の義務を果たすばかりでなく出席の権利を行使する活動に感心しました。この活動は今でも毎年やっているそうです。 ロータリーは奉仕の理念のもとに集まった社会的地位にある自由人の団体です。117年も活動できているのは自由・平等・友愛の基本精神を何より大切にしてきたからです。そして四つのテストを言行指針としてきたからです。RI会長が体験したこと、ガバナーが実践したこと、同じことはロータリアンなら誰にでも起こりうる事、誰にでもできる事です。ロータリアンにしかできない事、ロータリアンだからできる事、イマジンしてみようではありませんか。会員一人一人が、入会してよかった、面白い、楽しいと実感できるよう、今年度の方針は「ロータリアンの権利を行使しよう」とします。会長として各種目標設定は致しません。各委員会の目標、各自の目標がクラブの目標となります。 「ロータリーは人生の道場である。」と言われます。道場とは、時には厳しい試練に耐え、それまでできなかったことができるようになる教育を受け、極や悟りや友などかけがえのない何かを得る場です。ロータリー道場は、誰からも拘束されず、誰も傷つけず権利を行使し、自分の感性と意志で責任を果たすことができます。そして、責任の追及はするが、責任を他者に取らせたり、責任を他者に負わされたりせず、自分で責任を取る場です。この素晴らしい道場の存在を多くの人に知ってもらい仲間を増やし、ロータリー道場を大いに活用して、貴重な人生の歓びを得ようではありませんか。
会長 加藤 勝朗
今から110年以上前の1905年、そのころ経済恐慌で人心の荒れすさんでいたアメリカ社会、特にシカゴの状態を憂えた、青年弁護士ポール・P・ハリスが、3人の友人と語らって、2月23日第一回の会合を開いたのが、ロータリークラブの誕生です。 ロータリーとは、会員が持ち回りで順番に、集会を各自の事務所で開いたことから名づけられました。このクラブは着実に成長し、今では200以上の国と地域に広がり、クラブ数36,680、会員総数は1,193,804人(2021年4月16日RI公式発表)に達しています。これらクラブをメンバーとして国際ロータリーが構成されています。 -- 四つのテスト -- 言行はこれに照らしてから 1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか